White

わたしによる、わたしのための、わたしのめも。

彼と見る未来

ゆーくんの将来の夢。それは、


「家族全員が幸せでいられる家庭を作ること。」



だそうだ。エイプリルフールも過ぎ、俗に言う新学期とやらが始まった。ゆーくんは3回生、私は2回生になった。



大好きな生まれ育った町の公務員になりたい彼は、そろそろ勉強をし始める時期になってきた。そんな話をしていた時、彼がふと「勉強してる時期に振られたら俺破滅するから。」と言った。私が理由を聞くと、「目標を失うから。」と答える彼。



嬉しい。彼の思い描いている未来に当たり前のように私が存在していること。私を含める将来の家族のために公務員になることが彼の目標だということ。全てが私の願うことで、信じられないくらい嬉しいことである。



私も頑張らないとなあ。自分が何になりたいのか。まずそこからだよなあ。未だに広報系や、アパレルの仕事には興味があるけど、最近は専業主婦でもいいなと思う自分がいる。彼は自分の奥さんにはどうしていて欲しいんだろう。



私が彼氏と同じくらい大切にしている人の歌にこんな一節がある。


「君と見る、これからの未来は鮮やかで、輝いて、広くて。」



私も彼とそんな未来をみたいなあ。がんばんなきゃなあ。