White

わたしによる、わたしのための、わたしのめも。

なくしちゃいけないもの

春休み最後のデート。



なんだかすごく上手くいった。10時半に待ち合わせてホテルに行き、性行為→チャーリーとチョコレート工場ジュラシックパーク2→夜ご飯(カップラーメンとマンカップ大関)→性行為→バックトゥーザフューチャー3→イチャつきながら寝る→イチャつきながら起きる→性行為→のんびりTVを観ながら支度→ティムバートン展→中崎町



全ての瞬間において彼を幸せに出来たと思うし、好きだと思って貰えた自信がある。



なんだか本当に楽しくて、幸せな時間だった。



夜ご飯を食べてからの最後のお散歩。彼がまるで私のような、子供っぽい発言をして。「あれ?似てきた?」といじったら、「だから俺は好きな人に似るんやって」と恥ずかしがりながら言われた。



私は彼に好かれてると思ってるし、実際そうなのだけど。いつまで経っても私は、彼氏の好きな人が私だと言われるととても驚くし、嬉しくなる。



私の笑顔で照れたゆーくんを見て、「もう、愛おしいな!」と私が彼の頭をガシガシしながら軽く抱きしめた後。彼はとても気持ちのこもった抱擁をしてくれた。そして目に見えて嬉しそうだった。



彼はどうやら私にぞっこんらしい。本当にそんな顔をしていた。今まで私をそんな風に想ってくれた人なんていないから、本当に本当にこれは感謝すべきことだし、大切にしたい。なくしちゃいけないものだと思う。



色んなものをぞんざいに扱ってきた私だけど、この人生で唯一なくしちゃいけないものは彼だ。何があっても彼だけには誠実でいよう。そう心に誓った1年目の春であった。