White

わたしによる、わたしのための、わたしのめも。

恋愛相談

友達の恋愛相談に乗った。



人それぞれに人生があって。それぞれに恋愛があって。それぞれに体験がある。同じ教室で同じ服を着て同じ曲を演奏していた仲間でも、こんなに違う人生を歩むんだなと。



凝り固まった宗教に、閉鎖されたコミュニティを形成している集団に疲れた。極力そんな場所を避けている私にとって、彼女の生きている場所は少し懐かしいものに見えた。



そこでの支えが彼女の本当の、永久に続く支えとは思えない。




でもそんなことは彼女もわかっているし、そもそも本当の支えって何?



彼女の言う"幸せ"はきっと体感的幸せなんだと思う。そして、それを満たすために彼女は悩んでいる。例えそれが一般的幸せではなくても、満たしたいと思ってる。





私も体感的幸せを満たすために大事なものから逃げたことがあるから気持ちは良くわかる。私は大事なものと向き合うことを決めたから、体感的幸せへの欲求を抑えることにしたけど。今の彼女には守るものがないからなあ。本能のまま動いてもいいんじゃないかと思ってしまう私もいる。




むずかしいよね。





ゆーくんは大人だから。きっと穏やかな幸せを望んでるし、そんな将来を実現しようと頑張ってる。





最愛の人が望むんだから、私もそんな将来を望むよ。





いつも全力で愛をくれる彼に、私ができる唯一のこと。